【渓流釣り】シーズン開幕!渓流おすすめタックル紹介
皆さんこんにちは!こたつでタックル整理が日課の Peg(ぺぐ)です。笑
山形県内は暖冬とは言え、まだまだ一桁代の気温ですが…3月に入り、地域によっては渓流釣りが解禁となりました!(山形は4月に解禁なのでもう少しです)
渓流釣りと言えば、雄大で美しい自然の景色が頭に思い浮かびますが、故に難しそう…と敷居が高く感じる方も少なく無いのではないでしょうか。
今回は、そんな渓流入門者が今知りたい情報をまとめてピックアップ!
『今年こそ渓流釣りをやってみたい!』『でも、まずはどんなタックルを揃えたら良いの?』
そんな疑問に私Pegがお答えします。是非最後までお付き合いくださいね。
目次
今更聞けない、渓流魚ってどんな魚?
・左から イワナ、ヤマメ、ニジマス
渓流魚とは、一般的に 山岳地帯の清流や渓流で生息する魚 のことを指します。釣った事は無くても、お祭りの出店などで塩焼きを食べた事がある!と言う方は多いのでは無いでしょうか。
日本の渓流シーンで釣れる代表的な渓流魚をご紹介します。
・山の女とも称される、美しいパーマークが特徴!ヤマメ
日本在来の渓流魚。特徴的な見た目をしており、漢字では『山女』と書きます。複雑で美しい模様が昔から日本人の心を掴んでいた事が窺えますね。
渓流魚の中では比較的レアな魚種とされており、警戒心も強い事からニジマスやイワナに比べると釣るのが難しいとも言われています。
・トレードマークは白い斑点!食べても美味しいイワナ
ヤマメ同様、古くから日本に在来する渓流魚 イワナ。白い斑点が特徴的な見た目をしており、渓流釣りの代表的なターゲットとされています。
また、美味しい食材としても知られており、地域によっては高級魚として扱われる事も。
警戒心が強く、岩陰などに潜んで流れてきた昆虫や小魚を捕食します。
・食用としてもポピュラーな渓流魚、ニジマス
美しい虹色の模様が特徴のニジマス。元々は北アメリカに生息していた魚ですが、食用として明治時代に輸入され、全国各地の釣り堀や渓流に放流された歴史があります。
渓流魚の中では比較的流れの緩やかな場所を好み、高水温でも生息出来るのもニジマスの特徴。故に渓流初心者にも釣り易いと言われています。
渓流魚が釣れるエリアとシーズン
・渓流魚が釣れるエリア
渓流魚は日本各地の渓流(河川の上流域)で釣る事が出来ます。
一言に渓流と言っても様々な規模の川がありますが、初心者の場合は人工的に整備されている事が多い平野部の里川エリアがおすすめです。
・渓流魚が釣れるシーズン
渓流魚が最も釣れ易いのは、餌となる昆虫や小魚が動き出す5月〜初夏と言われておりますが、フィールドによっては魚の状態がフレッシュな解禁直後、また、放流日に左右されたりと様々です。
新しいポイントに入る場合は、近くの釣具屋さんなどで事前に情報収集をしてみるのもおすすめですよ。
頭に入れておきたい、渓流釣りのルールとマナー
・渓流釣りで注意したいポイントその① 〜禁漁期間と遊漁券について〜
渓流釣りは全国的に、禁漁期間が存在します。
禁漁の時期は各地の漁協によって多少前後しますが、一般的に10月頃〜2、3月頃は釣りをする事が禁止されます。
これは、ヤマメやイワナ等の産卵シーズンに合わせた卵を持った魚や稚魚を守る為の取り組み ですので厳守しましょう。(禁漁中の釣りは犯罪行為となります。)
また、漁協が定めた管理区内で釣りをする場合には遊漁券が必須となります。こちらも必ず事前に購入して釣りを行いましょうね。
・渓流釣りで注意したいポイントその② 〜川の歩き方について〜
渓流釣りは川の中を歩く釣りです。天候やポイントによっては予期せぬ増水が起きる可能性がありますので、天気予報は事前にチェックしておきましょう。
増水時の入渓は死亡事故に繋がる恐れがある事を忘れずに。無理は禁物です。
慣れない内は
- 川に入る時の水位は膝下まで
- ゆっくりとすり足で歩く
- 山奥には入らず、開けた場所でのみ釣りをする
以上の事を心掛けましょう。また、1人で行動せずに渓流釣り経験者に同行して貰う事を強くおすすめします。
また、脱渓場所(川から道路に上がれる場所)は必ず確認しましょう。
・渓流釣りで注意したいポイントその③ 〜マナーについて〜
渓流魚は臆病かつ人の気配に敏感な魚です。下流で入渓し上流で脱渓するのが基本の釣り方となります。他のアングラーと遭遇した際、追い越すのはマナー違反ですので注意しましょう。
また、山奥だからと言って道を塞ぐような駐車は絶対に止めましょう。トラブルや車両の破損に繋がる恐れがあります。
最初に揃えたい!渓流ルアー釣り オススメタックル
渓流釣りのタックルを購入する際、意識してほしいポイントは軽く、扱い易い物を選ぶ事
長い距離と、険しい足場を歩く釣りになるので、如何に快適な装備にするかが釣果にも繋がります。
・ロッド
軽量で扱いやすいロッドを選びましょう。草木が生い茂る小川を歩く事を考えると、長くても〜6ft迄の物がおすすめです。
最近はベイトフィネスでの渓流釣りも人気が出ていますが、限られたスペースでのキャストは慣れていないとライントラブルが多発する事も。初心者はスピニングロッドを選ぶと良いでしょう。
女性におすすめの渓流ロッド
- SHIMANO カーディフ NX S54UL
- Major Craft FSG-422UL
・リール
リールもロッド同様、軽く負担にならない物を選びましょう。渓流釣りの場合は1000番〜2000番代のスピニングリールがマストとなります。
また、渓流釣りは細いラインを使用するので シャロースプール(別名 浅溝スプール)タイプの物がおすすめです。
女性におすすめの渓流向きリール
- SHIMANO アルテグラC2000S
- DAIWA レガリスLT2000S-XH
・ライン
ラインはエントリーするポイントによって適する物が変わりますが、初心者であれば扱い易いナイロンラインを選ぶと良いでしょう。
ナイロンラインは他の素材に比べて良く伸びるので、口が硬くバラし易い渓流魚でも針が外れにくいと言うメリットがあります。太さは汎用性が高い4lb前後をおすすめします。
初心者におすすめのライン
- Sanyo アプロード GT-R ピンクセレクション
- VARIVAS スーパートラウトアドバンス サイトエディション
・Pegの渓流タックル
- ロッド Jackson カワセミラプソディ TULN-492UL
- リール Shimano ストラディックcl4+ C2000S
Jacksonのカワセミラプソディはとにかくキャストがし易く扱いやすいので、初心者の頃からずっと愛用しています。私は147cmと低身長な事もあり、草木が生い茂る渓流シーンではこのくらいの長さがベストと感じています。
Pegの渓流ラインシステム
- メインライン Duel アーマードF 0.3号(コーティングPEライン)
- リーダー 5lbフロロカーボンラインを使用
- ノット エイトノット 又は FGノット
・渓流でPEラインを使用するメリットとデメリット
詳細は後述しますが、渓流釣りではミノーでのトゥイッチングと言う動作が基本となります。
以前はバラし軽減の為にナイロンラインを多用しておりましたが、伸びが少ないPEラインの方がアクションのレスポンスが良く釣果にも直結したように感じ、以来PEセッティングが基本となりました。
DuelのアーマードFシリーズはポリエチレン樹脂の加工が施されている為、通常のPEラインに比べるとライントラブルが少ない点がお気に入りポイント!渓流シーンだけではなく、メバリングやバス釣り、エリアトラウトでもこちらのシリーズを愛用しています。ただし、岩などのスレには弱いので注意が必要です。
・PEライン使用時のノットについて
自宅での準備時には強度が高いFGノットを使用していますが、現場ではエイトノットで結束する場合が殆どです。今のところすっぽ抜けると言った事も無く、時短&簡単に結束が出来ます。
FGノットを覚えたい方にオススメ!→ 【釣り初心者向け】釣り糸の結び方をわかりやすく解説
初心者にもおすすめ!Pegの愛用ルアー
・コスパ最強!Major Craft Eden(エデン) 45S
丁寧な塗装と使い易いサイズ感、そして1,000円でお釣りが来てしまうリーズナブルさ。私の渓流ファーストルアーであり、現在も愛してやまない最強ルアーがこのエデン45S(シンキング)
勿論、凄いのは見た目や価格だけではありません。とにかく良く釣れて、実釣回数もダントツのルアー。特に岩陰や川底に隠れている魚を振り向かせるには最適なルアーです。
私が最も使用するのはシンキングですが、レンジキープに自信が無い方はスローシンキングのタイプもオススメです。
デメリットが有るとすれば、良く飛ぶので、対岸を釣らないように要注意!(笑)
また、釣具屋さんでも人気が高く、シーズン中は品切れになりがちです。気になった方は在庫が比較的安定する冬〜今時期にストックしておきましょう。
渓流釣りの基本!魚の誘い方
・逃げ惑う小魚を演出!基本のトゥイッチング
渓流でミノーを使う際に覚えたい、基本のアクションと言えばトゥイッチング。
ティップの動きを見ながら小刻みかつテンポ良く引いてくるアクションです。テンポは一定が基本ですが、あえて早めたり遅めたりと言った変化を付ける事で反応が出てくる事も。
数回トゥイッチ→ステイ→トゥイッチと言ったように、あえて不規則な動きをさせてみるのも良いでしょう。
立ち位置から上流側に向かってキャストし、水中の石や沈んだ木、流れ込み等、魚が好みそうな場所の近くを通すと効果的です。
2023年の釣果
一昨年から本格的にスタートした渓流釣り。2023年は少しレベルアップしたフィールドにもチャレンジしました。
経験前は、渓流=浅い川だから多分イージーな釣り。と言うイメージでしたが、実際は真逆!正直、淡水の釣りの中では最も過酷な釣りの一つとも言えます。
しかし、行き着いた先にあるのは、普段は出会う事の出来ない美しい自然の風景。そしてキラキラと輝く渓流魚達。
渓流だからこそ味わえる感動に触れ、以来すっかり渓流釣りの虜になってしまいました。
女性の渓流アングラーが年々増えているそうで、とても嬉しく、また、心強く感じています。
まずはアクセスし易いポイントから、渓流釣りを始めてみませんか?
最初からネイティブでの渓流釣りは不安…と言う方は管理釣り場からのスタートもオススメです。
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