初心者必見!釣り用語一覧をジャンル別に紹介します
釣具屋さんに行ったり、釣り人と話している時に、『◯◯って何?初めて聞いた言葉だけど、どんな意味だろう…?』と不思議に思った事はありませんか。
今回は、釣りをする時に使う特殊なワード、いわゆる“釣り用語”の中から、特に出番が多い基本の単語を分かりやすく解説&ご紹介します!
覚えておけば、様々なシーンで役に立つ事間違い無し!一緒に覚えていきましょう。
目次
【道具編】釣り用語一覧
まずは釣りの道具にまつわる言葉をご紹介します。
釣り人との会話や、釣具屋さんで頻繁に使われるワードを集めました。
自分が求めている物をスムーズに伝えるためにも、覚えておきたい基本の用語です。
・タックル
竿やリール、ルアー、仕掛けなど、釣りで使う道具全般を指す言葉。
・適合ウェイト
竿に合ったルアーやオモリの重さ、号数のこと。
💡竿の性能を十分発揮できる範囲、操作しやすい範囲の目安となります。
・番手
リールのサイズや、竿の情報を表す言葉。
- リール…番手が小さいと巻くことが出来る糸の量が少なく、逆に大きいと糸巻き量が多くなります。釣り物やシーンに合わせて選ぶのが一般的です。
- 竿…竿の硬さ、長さ、継数、スピニングもしくはベイト用などといった竿の情報を表します。
・調子
竿の曲がり方を表す言葉。
💡釣り方や狙う魚によって適合する調子が変わります。
【仕掛け編】釣り用語一覧
続いて、釣りをする上で欠かせない、仕掛けに関する基本の用語を紹介します!
仕掛けは、釣りたいターゲットや環境によって大きく変わるので、どれを選べば良いのか迷ってしまう場面も出てくるかと思います。
そんな時、何を伝えれば(調べれば)良いのか分からないと困ってしまいますよね。前項同様マスターしておきたい言葉を集めました。
・号(糸)
釣り糸の太さを表す単位のこと。
💡製品によって、号表記のものとlb(ポンド)表記のものがあります。◯号って何lb?と分からなくなった際は早見表がおすすめです。
・号(オモリ)
オモリの重さを表す単位のこと。1号=約3.75g
💡オモリの号数はグラム、オンスと表示される事もあります。
・ハリス
針に直接結んだ釣り糸のこと。
💡ルアーフィッシングでは、リーダー、ショックリーダーと言われる事もあります。
・道糸
延べ竿の穂先に付ける糸や、リールに巻く糸のこと。
💡類似語→メインライン
・フック
釣りで使う釣り針のこと。
💡針の本数も様々で、シングル、ダブル、トリプルの三種が一般的です。
・ノット
糸の結び方を指す言葉。「◯◯結び」と表記される事もある。
【餌編】釣り用語一覧
餌釣りの際に良く使われる用語を紹介します。
餌の準備をする際や、船釣りで船長さんに指示された場合に困らないように覚えておきましょう。
・付け餌、刺し餌(ツケエ、サシエ)
針にセットする餌のこと。
・撒き餌(マキエ)
魚を寄せるための目的で事前に撒く餌のこと。
・コマセ
水中での撒き餌のこと。仕掛けに装着されたカゴの中に餌を詰めて行う。
・ちょん掛け
生き餌やワームを針にセットする際に良く使われる刺し方。
💡その名の通り針をチョンと少しだけ刺すので、アクションが派手になり良く釣れます。
【釣り方編】釣り用語一覧
「昨日はオフショアでSLJを楽しんだから、今日はショアでライトゲームをしてみようかな」
いきなり、暗号みたいなフレーズが出てきましたね!
普段の生活ではまず出てこないワードばかりですが、釣りをしている人たちとの会話には良く登場する基本の用語が四つ入った一文です。
何を言っているかお分かりになりましたでしょうか。早速答え合わせをしていきましょう!
・ショア
岸、陸地のこと。釣り用語としては岸釣りをすることを指す。
💡類義語→オカッパリ、岸釣り
・オフショア
陸地から離れて船で釣りをすること。主に船でのルアー釣りの際に使われる。ショアの対語。
・レンジ
魚が泳いでいる層を指す言葉。浅い方からシャローレンジ、ミディアムレンジ、ディープレンジと使われる事が多い。
💡類義語→タナ
・ジギング
金属製のルアー(メタルジグ)を海底まで落として、リズミカルに巻く(しゃくる)釣り方のこと。
💡元々は、ブリやヒラマサなどの大物を狙う釣り方のジギングですが、スローライトジギング、SLJ(スーパーライトジギング)など、派生した釣り方も存在します。
・ライトゲーム
軽量なルアーやタックルを使い、メバルやアジなどをターゲットとした釣り方のこと。
💡初心者でもチャレンジしやすいため、人気の高い釣りです。
・泳がせ釣り
生きた魚を餌としてフックに付け、泳がせながらターゲットを誘う釣り方のこと。
【実釣編】釣り用語一覧
実釣中に良く使われる用語をまとめました。
こちらも普段の生活ではまず使わない言葉ばかりなので、釣り初心者の方は少々不安に感じたり、ネックに思う部分かもしれません。
ですが、覚えてしまえば釣具店で買い物をする時を始め、船釣りや誰かと一緒に釣りに行く際など様々なシーンで役に立つ事間違いなし!
釣り人同士の会話は、釣りをより楽しいものにしてくれますよ。
・時合い
魚が積極的に捕食をするタイミングや時間のこと。
・まずめ、まずめ時
日の出、日没の前後約1時間あたりを指す言葉。魚の活性が上がりやすく、釣れやすい時間とされている。
・おまつり
自分の釣り糸が他の人の釣り糸と絡んでしまうこと。
💡トラブルの元にもなりがちな“おまつり” 仕掛けや糸がダメになってしまう事も…隣の人と距離が近い時は気を付けましょう。
・キャスト
ロッドを振って、ルアーや仕掛けをポイントに投げ入れること。
・アタリ
魚がルアーや餌をくわえた時の振動、またはその様子。
💡類義語→バイト
・バラす、バレる
一度針がかりした魚が針から外れてしまうこと。
💡類義語→フックアウト
・擦れた、擦れる(スレた、スレる)
魚がルアーや餌に警戒心を覚え、素直に食いついて来ない様子。見切られた状態の事。
【環境編】釣り用語一覧
最後に、海の状況を説明する際に良く使われる言葉を紹介します。
潮や波、水質は釣果に直結する重要な情報です。まずは用語をマスター&何を調べたら良いのかを把握しておきましょう。
・時化
天候が悪く、海が荒れている様子。
・潮どまり
満潮、干潮の際に潮の動きが止まってしまい、水中の変化が無くなること。
💡一般的に、潮止まりは魚が釣れにくくなるとされています。
・潮目
潮流同士がぶつかる境目のこと。プランクトンが発生しやすく、魚も寄ってくるため釣れやすいポイントとなる。
・白潮
プランクトンが何らかの原因により、大量に死滅した際に引き起こされる現状。水が白濁するのが特徴。
💡赤潮、青潮と共に釣りに悪影響を及ぼす現象です。魚が酸欠になりやすく、活性の低下や沖に散ってしまうためと言われています。
・潮汐
海面の昇降現象(潮の満ち引き)のこと。
💡潮汐は海で釣りをする際に必ず調べておきたい情報のひとつです。最近は手軽にスマホアプリでも調べられます。
釣り用語を覚えて、釣りをもっと身近なものに
釣り用語は、普段の生活の中では滅多に出てこない言葉が多いため、最初はハードルが高く感じてしまうかもしれません。
ですが、基本をマスターしてしまえば釣り人同士の会話やタックルの情報収集など幅広いシーンで大変役に立つこと間違いなしですよ。
今回ご紹介した用語は基本中の基本となります。是非覚えてくださいね!
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