【入門】初心者におすすめの釣りは?必要な道具や注意点を解説
屋外で楽しめるレジャーとして、空前の釣りブームが到来!釣りをしてみたいと思う人も少なくないはずです。
今回は、そんな初心者の方におすすめの釣りを紹介!釣りの基礎としてどんな道具が必要なのか、始めるにあたっての注意点も解説します。
目次
釣りに必要な道具は?
まずは、釣りに必要な道具を紹介します。
必須の道具
釣りにマストな道具は大きく分けて5つあります。
- 竿
- リール
- 糸(ナイロン・PE・リーダーなど)
- 仕掛けやエサ
- ライフジャケット
いざ、釣りに行こうと思っても、竿やリール、仕掛け、エサなどがないと、釣りができません。釣りたい魚種によって、必要な道具も異なるので、まずはどんな魚が釣りたいか決めておくとスムーズです。
また、水辺のレジャーになるので、安全面をしっかり考慮してライフジャケットを必ず着用しましょう。
気軽に釣りにチャレンジしてみたい時は、管理釣り場という選択肢もあります。レンタルで道具貸し出しを行っていたり、エサの購入ができたりするので、手ぶらで気軽に楽しみたい時におすすめです。
あると便利な道具
快適に釣りが楽しめる道具もたくさんあります。
- フィッシュグリップ
- たも網
- 針外し 、ペンチ
- ハサミ
- 水汲みバケツ
- クーラーボックス
- 氷、保冷剤
魚が釣れた時に、便利なのがフィッシュグリップ。手を汚すことなく魚を掴めるので便利です。
また、魚が釣れた時にすくう網や針外し、ペンチを持っておくのもおすすめ。
魚を持ち帰る時は、血抜きをするためのハサミやバケツ、保存するクーラーボックスを準備しておきましょう。
わからない時は釣具店で相談がベスト
どんな魚が、どの場所で、いつの時期に釣れるのかわからない時は、釣具店で聞いてみましょう。釣りたい魚が決まったら、揃える道具も明確になります。
釣りの当日に行くと、欲しい釣具が品切れということもあるので、余裕をもって前日までに購入しておくとスムーズです。
釣り初心者におすすめの釣り5選!
釣りにもさまざまな種類があり、海釣りや川釣りといっても多種多様です。その中から、初心者の人おすすすめの釣りを紹介します。
①サビキ釣り
「サビキ」とは、エサに似せた擬似針が複数ついた仕掛けのこと。サビキの下にカゴをつけて、中にアミエビを入れることで、撒き餌効果で魚を誘います。堤防の足元でフワフワ誘ったり、ウキをつけて投げてみたり、サビキを使っていろんな釣り方が楽しめます。
足場の良いところで釣れることも多く、手順も簡単なので子供でも気軽にチャレンジできます。
■主なフィールド
港・堤防
■よく釣れる魚種
アジ・サバ・イワシ
②ヘチ釣り(落とし込み釣り)
「ヘチ釣り」とは、防波堤やテトラポットの壁ぎわ(ヘチ)に、エサを落とし込みながら誘う釣りです。壁に付着した海藻や貝、甲殻類、虫に集まる魚を狙います。小さい魚から大きな魚まで、幅広い魚種が狙える釣りです。
■主なフィールド
堤防・防波堤・テトラポット
■よく釣れる魚種
スズキ・クロダイ・カサゴ・メバル・メジナ
③ちょい投げ釣り
その言葉通り、ちょいと投げて釣る「ちょい投げ釣り」。仕掛けに活きエサをつけて小さな錘(オモリ)を少し投げるだけなので、ビギナーでも簡単にチャレンジできます。砂地のサーフ(砂浜)ではシロギスやハゼなどが釣れることが多く、食べても美味しい魚としても人気があります。
■主なフィールド
砂浜・堤防
■よく釣れる魚種
シロギス・ハゼ・カレイ・マゴチ
④探り釣り(同突釣り)
イカなどの魚の切り身をエサに、岩の隙間や海底を探る釣りです。岩穴から出てきた魚を狙うことも多いので、根魚がよく釣れます。投げたりウキを使ったりしないので、アタリが分かりやすく、魚の引きもダイレクトに感じられる釣りです。
■主なフィールド
防波堤・テトラポット
■よく釣れる魚種
カサゴ・メバル・カワハギ・アイナメ・ベラ
⑤渓流テンカラ釣り
渓流釣りの中でも、リールは使わずに竿だけで釣ることができる「テンカラ釣り」。毛バリを使って、ヤマメやイワナなどの川魚を狙う釣りです。餌も使わないのでローコストで始められるのもポイント。海が近くにない人でも始められる釣りです。
■主なフィールド
渓流
■よく釣れる魚種
ヤマメ・アマゴ・イワナ
釣りのマナーと注意点
初心者でも楽しめる釣りですが、マナーに気をつけなければトラブルになりかねません。
公共の場所で釣りをする上で、注意したいマナーを紹介します。
釣り禁止エリアに立ち入らない
釣り場所に到着したら「釣り禁止」の看板や記載がないかをしっかり確認します。釣り人がいても釣り禁止エリアの場合も。ルールを守らない釣り人が増えることで、釣りができる場所も無くなってしまいます。必ず、釣り禁止エリアには絶対に立ち入らないようにしましょう。
また、車で行く場合は近隣の駐車場や特定の駐車スペースを利用し、違法駐車にならないよう留意しましょう。
周囲の人に迷惑をかけない
先に釣りをしている人がいたら、挨拶をして隣で釣りをできるかを尋ねるように心がけましょう。
釣り座の割り込みは厳禁!しっかり間隔をあけておかないと、仕掛けが絡んだり、怪我をさせてしまったり、トラブルの原因になることがあります。
港で釣りをする時は、漁師さんの仕事の邪魔にならないように注意が必要です。船やロープに仕掛けを引っ掛けたり、漁具を破損しないように、十分配慮しましょう。
怪我に気をつける
ライフジャケットの活用はもちろんですが、足場の悪いところで釣りをする時は、滑りにくい靴を履いたり、動きやすい服装で挑むのがベストです。
投げ釣りの時は、必ず後ろに人や物がないかを確認してから投げるようにしましょう。
魚が釣れた時に、針を外す時は指に刺さらないように注意!魚によっては毒を持つ種類もあるため、自分で判断できない時は、リリースするのも一つです。
ゴミは持ち帰る
近年、海に流れるゴミや釣り人が放置するゴミが環境問題になっています。海のプラスチックゴミの増加で、魚の資源が減ることも想定されます。
それだけでなく、針のついた仕掛けや糸くずなどを放置すると、人や動物に絡まって怪我をすることもあるので、大変危険です。
ゴミを持ち帰るのは当たり前のマナー!
来た時よりも綺麗にすることを心がけて、気持ちよく釣りを楽しみましょう!
マナーを守りながら釣りを楽しもう
今回は、誰でも簡単に始められる釣りを紹介しました!どの釣りにもそれぞれ魅力があり、違った楽しみ方があります。わからない時は、釣具店に相談に行くのがおすすめです。
釣り人 一人一人がしっかりマナーを守って、快適に釣りを楽しみましょう!