船釣りの船酔い対策は?酔い止め薬や注意点も解説します
このページはアフィリエイトを含んでいます、
陸からは届かないポイントを狙える、船での釣り。
魅力いっぱいの釣りですが、船に弱い人にとってとにかく厄介なのが船酔いのリスク。
船酔いが原因で船釣りを諦めてしまっているアングラーも少なくはないと思いますが、実はお薬や体調管理次第で不快な症状を軽減させる事ができます。
そこで今回は、実際に船酔い経験アリな私、Pegが最新版!船酔い防止策をご紹介します!
アングラーに人気の高い酔い止め、酔い止め選びのポイントや注意点、事前にできる対策等、船釣りに行く前に知りたい情報が盛りだくさん✨
目次
船釣りを楽しむための船酔い対策
船酔いを避ける為には、体調を整えたり酔わないコツを覚える事も大切です。
以下の事に気を付けて、万歳の状態で乗船出来るようにしましょう。
・しっかり睡眠をとる
船に乗る際に、何よりも避けたいのが寝不足です。
寝不足の状態は自律神経が乱れやすく、普段乗り物酔いをしないと言う方でもふらついたり、戻してしまう場合があります。
いつも以上にしっかりと睡眠を取り、 最低でも6時間以上 は眠るよう心掛けましょう。
・消化の良い食事をとる
戻さないようにと胃をからっぽ状態にするのも避けましょう。私は初回の船釣りでこれをやってしまい、結果 一切釣りにならなかったと言う苦い経験があります。
船釣りの日の朝は、おにぎりやバナナ等の 消化の良い物を軽めに食べて おきましょう。
空腹も良くありませんが、満腹も戻してしまう原因になります。体感としては、腹六分〜七分くらいがちょうど良いかと思います。
また、乗船してからは船酔い防止のおやつとして、梅干しやしょうが味の飴、ミント味のガムなどを持ち込むのがオススメです。
・酔い止め薬を服用する
船に乗る際、必ず飲んで頂きたいのが酔い止め薬。
酔い止め薬には、波による揺れや船を走らせた際の振動によって引き起こされる平衡感覚や自律神経の乱れを調整し、船酔いの予防や不快な症状を緩和する働きがあります。
船酔いの経験が無くても、当日の体調やフィールドの天候によっては症状が出てしまう場合がありますので、船に乗る際は必ず準備しておくようにしましょう。
・近くのものを見ずに遠くを見る
船に乗ったらなるべく下を向かず、遠くの景色を眺める癖を付けましょう。山や島、遠くの船など目標物を見つけられると尚効果的です。
船は常に揺れているので、その状態で近くの物を見ようとすると目も小刻みに揺れてしまい、それが刺激となって船酔い(平衡機能障害)に繋がります。
遠くの景色を眺めることは自律神経を活性化し、目の揺れも抑えられるので船酔い症状の改善につながります。
船釣りでおすすめの酔い止め薬5選!
1.アネロン「ニスキャップ」
画像引用元:エスエス製薬 公式ホームページ
アングラーからの支持率No.1 アネロン。
神経細胞の興奮を抑える中枢性鎮静成分と、胃に直接働きかける「アミノ安息香酸エチル」が配合されたカプセルタイプの酔い止めです。
乗物酔いで一番つらい、「吐き気」を抑える効果が期待できます。持続性製剤なので効きめが長く、長時間船に乗るアングラーにもおすすめです。
カプセルが溶けるまで多少の時間を要する為、乗船の30分以上前に服用しておくと安心ですよ。
執筆者のPegも長年愛用している酔い止めです。
2.センパア QT
画像引用元:大正製薬 商品情報サイト
アネロン同様、アングラーに愛用者が多い酔い止めです。
最大の特徴は、酔ってしまってからでも効き目を発揮する事!
水なしで飲めるので船上でも服用しやすく、すばやく溶ける速溶錠タイプとなっています。
3.センパア ドリンク
画像引用元:大正製薬 商品情報サイト
前項でご紹介した「センパア QT」のドリンクバージョンとなります。
釣行途中で気分が悪くなった場合でも飲みやすい、さっぱりとしたグレープフルーツ風味の酔い止めです。
錠剤を飲み込むのが苦手な方、お薬の味に抵抗がある方にもおすすめの商品です。
4.トラベルミンR
画像引用元:Eisai セルフケア製品情報ページ
1952年に発売されたロングセラー酔い止め「トラベルミン」を更に便利にした商品がこちらのトラベルミンR。
酔い止めにはほぼ必ず眠気が出る成分が入ってますが、こちらは比較的眠気が出にくい成分で構成された酔い止めです。
船酔いを避ける為に酔い止めを飲んだ筈が、眠気で釣りに集中出来なくなってしまっては本末転倒ですよね。
4時間の間隔をおけば、続けて服用する事も可能です。
5.トラベルミン チュロップ 各種
画像引用元:Eisai セルフケア製品情報ページ
トラベルミン チュロップは、船酔いの予防と緩和が可能な酔い止めです。
子供から大人まで服用しやすいドロップタイプなので、あわただしい出発時や気分が悪くなった時でも、その場ですぐに服用できます。
5才から服用できるので、ファミリーでの釣行にもおすすめです。
※以下リンクはぶどう味です
酔い止め薬を服用する時の注意点
・効果的な服用方法
酔い止めは、船乗船する1時間〜30分前には必ず飲んでおくようにして下さい。基本的に薬は服用してから効果が現れるまで多少の間隔があります。
一度酔ってしまうと、その後再度酔う確率はぐんと上がります。出来るだけ乗船するタイミングに薬が効いている状態にしておきましょう。
万が一、飲み忘れてしまった時のために
- ドリンク(液体)タイプ
- 水なしでも飲む事が出来る口腔内崩壊錠タイプ
の即効性が高い酔い止めを予め用意しておくと便利ですよ。
・錠剤を飲む際の注意点
錠剤タイプの酔い止めを服用する際は、必ず水かぬるま湯で飲み込むようにしましょう。
お茶やコーヒー、ジュースでは効果が半減してしまう可能性があります。
特に、オレンジジュース・グレープフルーツジュース等の柑橘系ドリンクや牛乳は厳禁🚫
薬の吸収が邪魔されるので、必ず避けるようにしましょう。
・用量、用法を守って服用すること
過去に酔ってしまった人の中には『1回分の酔い止めでは効果が出ない!』と不安になる方もいると思いますが、規定量を超えた服用は厳禁!
副作用によって、
- 過度の眠気
- 図頭や目眩、立ちくらみ
を起こす事があります。
これは、酔い止めの中に入っている抗ヒスタミン剤と言う成分が原因で、副交感神経の興奮を抑える作用が過剰に現れてしまう事により起こります。
どうしても心配と言う方は、乗船の前日(就眠前)に1度薬を服用し、出船前にもう1度飲む方法でより効果が期待できます。
船酔い対策を万歳に、楽しい釣りを楽しみましょう
いかがでしたでしょうか。
これから初めて船釣りをすると言う方も、既に船酔い経験がある方も、対策をする事で船酔いを予防・緩和できるかもしれません。
とは言え、いくら気をつけていても船酔いに〝絶対〟はありません。
酔ってしまった場合は我慢せずに一度吐いてしまいましょう。初めて人前で吐いてしまった際は多少ショックを受けてしまうかもしれませんが、船釣りをする方は皆通っている道だと思います。
そして、船酔いの事はなるべく考えず、目の前の釣りに夢中になるのも立派な船酔い対策です。
『大きな魚が釣りたい!』『今日はどんなアクションを試してみようか』などと、気持ちを切り替えて釣りに挑んでみて下さいね。
それでは、快適で楽しい釣りを!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
最新記事は トップページより要チェック!