【チョイ投げ】何が釣れるか分からない!〝謎のあんこう〟で癒しの釣り
皆さんこんにちは!昔からちょっとクセのあるものが好きなPegです(笑)
先日、宮城県 牡鹿半島の漁港へアジングへ行く事になったのですが、どうせなら日中からポイントを見てみたいと思い、陽が沈む迄の“暇つぶし”要員を探しに釣具店へ…
久々にチョイ投げの釣りをしてみたいけど、どうせなら何か面白い事がやってみたい。
そんな時に見つけたのが、こちらのルアー(?)
『『なにコレ?』』
おそらく、初めて見た方は皆さん同じ感想を抱くと思いますが…こう見えて立派な仕掛け。
その名も、【謎のあんこう】※私が購入したのは15gのチビあんこうシリーズ
可愛いあんこう部分は15gのオモリとなっており、提灯部分から伸びたフックに餌を付ける事でボトム付近に居る魚を狙う事ができます。
見た目はキモ可愛い(失礼)と言うか、奇抜と言うか…ですが、なんだか面白そう!!と専用のスペアフックも一緒に購入してみました!
⚠️今回の記事には釣り餌であるイソメの画像が出ます。以後、虫が苦手な方はご注意下さい。⚠️
目次
謎のあんこうは釣れるのか!?いざ、実釣!
ポイントに到着し、準備をして行きます。
今回購入した餌は青イソメ。あくまで暇つぶし程度に遊びたかったので、30gとやや少なめの量を用意しました。
あんこう君とスペアフック、イソメを合わせても約1,400円程なので気軽に遊べる点も嬉しいです。
セッティングはこんな感じ。
ふさ掛けすれば更にハイアピールが可能ですが、餌取り名人なあの子(フグ)もいそうな雰囲気なのでちぎって通し刺しにしていきます。
釣り方はとてもシンプル。
キャストしてもヨシ!足元に落としてみてもヨシ!着底したらそのまま魚が食い付くのを待ちます。
開始20秒でアタリ!何が釣れるかわからない面白さ
あんこうがボトムまで落ちてから約20秒。明確なバイトがあったので巻いてみると…最初に釣れたのはシマハゼ!
昔、ちょい投げをしていると良く釣れたシマハゼ。あの頃は何が釣れても嬉しかったなあ。と童心を思い出すゲストでした。
続いて、釣れたのが
キタマクラ。
名前は聞いたことがあるものの、釣れたのは初めてなお魚でした。
海はこういった出会いがあるのも面白いですね。
そしてデイでもメバルが出てくれました!
写真からも分かる通りリリースサイズでしたが、日頃本命として狙っている魚種が釣れるとテンションが上がります🙌
特にメバルはその名の通り目が良い魚なので、釣れた=不信感を抱かせていないという事。謎のアンコウ…なかなか使えるルアーです。
その後もポツポツとメバルが続きました。
時間帯的にも夕まずめに差し掛かっていたので、時合いだったのかもしれません。
陽が落ちてきたら、本命のアジを狙う!!!ハズが…
メバルも釣れ始めたし、そろそろアンコウ君の出番はおしまい。
ジグヘッドとワームを使い、本命のアジングへチェンジ!!したのですが…
なんだか釣れてくれるのは…
外道ばかり…
日付が変わるまで粘ってみたものの、漁港内にほとんどアジが回遊して来ず、アジングのセッティングで五目を達成すると言うなかなか無い結果に終わりました。
とは言え、個人的に釣れたらテンションが上がるタケノコメバルをキャッチしたり、
初めての魚種、しかもなかなかの巨大サイズだったギンポが3匹(Peg2匹+同行者1匹)も釣れたりと、それはそれで楽しめた釣行となりました(^^;;
因みに、五目の内容は…
- ギンポ
- タケノコメバル
- メバル
- ドンコ
- フグ
と、バラエティに富んだメンバーでした(笑)
初魚種ギンポは食べたら美味しい?実は絶品な高級魚
今回〝たまたま〟釣れたギンポ。
実は江戸前天ぷらには欠かせない、高級なネタだとか…
見た目はニョロニョロ、ヌルヌルとしていて美味しそうな感じは皆無ですが(笑) せっかく良いサイズが釣れたので持ち帰って食べてみる事にしました。
・ギンポの天ぷらで作る、天丼レシピ
★用意する材料
- ギンポ
- 天丼に入れたい具材(ここではギンポの他にエビや山菜を使用)
- 小麦粉 適量
- 炭酸水 適量
- 氷 3〜4粒ほど
- 塩 少々
- 白米 適量
- 天ぷらのタレ(無い場合は麺つゆと水、砂糖を煮詰めて作ります)
★作り方
1.ギンポを軽く塩もみし、ぬめりや汚れを落としていきます
2.塩を洗い流し、水分を取ったらギンポを捌いていきます(普通の魚同様三枚卸しにします)
3.食感を良くするために皮を引きます。
4.小麦粉に適量の炭酸水と氷を混ぜて衣を作ります。こうする事でサクサクの衣が出来やすくなります
5.あらかじめ小麦粉を叩いておいた具材に衣を付け、揚げていきます
6.器にご飯と共に盛り付け、天ぷらのタレをかければ完成です
・実食!高級魚と名乗る理由が判明
早速、熱々のギンポの天ぷらにかぶりつくと、「これがあのギンポ…?」とびっくりしてしまうほどの美味しさ。
程よく弾力もあり、フワフワとした上品な白身。例えるならば…キスの天ぷらに少し似ているかもしれません。
臭みも全く無く、とても食べやすいお魚でした。恐るべし、ギンポ!
もしまた釣る機会があれば迷わずお持ち帰りしたいほど、感動させられるお味でした。
ギンポは、漁港などに多い浅い岩場やゴロタ石の隙間に潜んでいる魚です。
旬は春〜夏と言われていて、ちょうど今が美味しい時期!
岩場やテトラなどの隙間に餌を落とすと…隠れていたギンポが釣れるかもしれません。
気になった方は是非狙ってみては如何でしょうか。
アジを釣って帰る筈が、予想もしていなかったゲストの到来!そして、新しい味覚を知れて…
メインターゲットが釣れなかったのは残念でしたが、それ以上にレアで楽しい経験をする事が出来ました。
こう言った部分も釣りの面白いところであり、醍醐味だなぁと改めて感じる釣行となりました。
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