【渓流釣り】5〜6月は渓流がアツい!初心者向けタックルも紹介
皆さんこんにちは!山形在住、淡水魚大好きアングラーなPegです✨
5月に入り、気温も高くなる日が増えてきましたね!山形は既に29度を記録した日もあり、今年は例年以上に暑い夏になるのかと、ちょっぴり心配しています。
そんな季節の変わり目の今、人間的にはそこそこ気怠い時期ですが…気温に伴い水温も上がり、 実は釣りを始めるにはベストなシーズン!
特に梅雨時期と言われる5〜6月は、雨や水量、流れの変化により魚が高活性になる事も。
そんな、チャンスシーズンに私が楽しみにしている釣りが、渓流釣りです!
未経験者に、『渓流行ってみない??』と言うと、ほぼ100%『なんとなく敷居が高い。難しそうだし、大変そう…』とマイナスなイメージを持たれがちなのですが
始めてみると魅力に溢れていて、ハマる人が多いのも事実!
今年こそ、渓流釣りを始めてみませんか?『前から気にはなっていた』と言う方は今がチャンスですよ!
今回は渓流釣りの魅力と基礎知識、初心者向けのおすすめタックルや釣り方など、初心者が知りたい渓流釣りの情報を紹介していきたいと思います。
目次
渓流釣りの基礎知識
・渓流魚とは
渓流魚とは、一般的に 山岳地帯の清流や渓流で生息する魚のことを指します。
代表的な魚種にヤマメ、イワナ、ニジマス 等がおり、古くから釣りのターゲットとしては勿論、食材としても日本人に親しまれています。
・釣れる場所
渓流魚は全国の渓流(渓谷を流れる川や沢)で釣る事が出来ます。とは言え、何処に行っても釣れる訳では無いので、魚がいる場所を見定める目が必要となります。
初めての場合は、漁協が魚を放流している浅めの川。特に、人工的に整備されている事が多い平野部の里川エリア を強くおすすめします。
まずは実際に川に入り、歩き方のコツを覚えて行きましょう。
・釣れやすいシーズン
渓流魚は3、4月頃から解禁となる地域が多く、秋口まで釣りを楽しむ事が出来ます。
ただし、冒頭でも少々説明しましたが、渓流魚が最も釣れ易いのは5月〜6月(初夏)と言われています。
その理由は、
- 餌となる昆虫や小魚が動き出し、魚の活性が上がる傾向にあるため
- 水温が上がるが暑すぎず冷たすぎず、所謂、渓流魚にとってベストな水温なため
- 雨や濁り、水量の増加により、水流に変化が出て活性が上がりやすくなるため
などが関係していると考えられます。
フィールドによっては、釣り人によるプレッシャーがかかっていない解禁直後や放流日に左右される事もあります。
渓流ルアー釣り 初心者におすすめのタックルを紹介
渓流釣り(ルアー釣り)を始めるなら揃えておきたい、Pegイチオシのタックルをご紹介します!
・ロッド
渓流釣りは、木々や草が生い茂った場所へ入る事も。軽く、扱いやすいロッドが理想です。
自分の身長に合わせて選ぶ事もおすすめです。長くても〜6ft迄の物が良いでしょう。
最近はベイトフィネスタックルでの渓流釣りも人気になりつつありますが、狭いフィードでのキャストは慣れていないとライントラブルが多発する事も考えられます。
初心者はトラブルが少ないスピニングロッドを選ぶ事をおすすめします。
Pegがセレクト!女性におすすめの渓流ロッド
Jackson トラウトシグナル TRSS-48L
写真引用元:Jackson公式ホームページ
オールマイティーなレングスと調子の渓流ベーシックスピニングロッド!
ミノーのトゥイッチからスピナーなどの巻物まで、1本で渓流全体をカバー!
初心者はもちろん経験者にも扱いやすい、今シーズン注目のモデルです。
・リール
こちらもロッド同様に、軽く扱いやすい物が理想です。
渓流釣りでは、1000番〜2000番代のスピニングリールがマストアイテムとなります。
また、細いラインを使用するので シャロースプール(別名 浅溝スプール)タイプの物を選ぶと尚良いでしょう。
初心者女性におすすめの渓流向きリール
- SHIMANO 21アルテグラC2000S
写真引用元:SHIMANO公式ホームページ
SHIMANOの上位機種に採用されている最新機構を搭載した21アルテグラ。
巻き心地の良さ、キャスト性能、耐久性、基本性能を備えた高コスパなエントリーモデルです。
・ライン
初心者のうちは、扱い易いナイロンラインを選ぶと良いでしょう。
ナイロンラインは他の素材に比べて伸びが良いので、口が硬い渓流魚でも針が外れにくい(バラしにくい)と言うメリットがあります。
おすすめの太さは、汎用性の事も考え4lb前後をおすすめします。
初心者におすすめのライン
- VARIVAS スーパートラウトアドバンス サイトエディション
写真引用元:VARIVAS公式ホームページ
どんな天候でも視認性抜群!目で追い易いライトグリーンのナイロンライン。
VARIVAS独自のハイクオリティな加工とコーティングによる高い耐久性も魅力です。
・ルアー
基本のルアー(ミノー、スプーン、スピナー)を用意しておきましょう。
渓流では主に5cm前後、重さ〜5g程の小型ルアーを使用します。
特に、追われて逃げ惑う小魚のシルエットを演出出来るミノーは必需品!カラーやサイズ違いで何個か準備しておきたい渓流テッパンルアーです。
購入する際は、エリアトラウト用では無く渓流用と書かれている物を選ぶようにしましょう。
さらにスプーンやスピナーなどの金属製ルアーも用意しておくと◎
ミノーに反応しなかった魚にアピールする事ができます。スピナーは、扱いも簡単(投げて巻くだけ)なので、初心者にも嬉しいルアーです。
初心者におすすめのミノー
- Major Craft Eden 45S(シンキング)
写真引用元:MajorCraft公式ホームページ
使い易いサイズ感と美しいフォルム、そして1,000円以下と言うリーズナブルさが魅力のエデン。
とにかく良く釣れて、実釣回数もダントツ!特に岩陰や川底に隠れている魚へのアピール力が強く、今の時期に使うには最適なルアーです。
レンジキープに自信の無い方は、スローシンキングのタイプもオススメです。
初心者でも簡単!最初に覚えたいミノーアクション
渓流釣りを始める際に覚えたい基本のアクションと言えば…トゥイッチング!
竿先(ティップ)を見ながら、小刻みにテンポ良くルアーを引くアクションです。
テンポは『チョン、チョン、チョン』と言ったように一定に刻むのが基本の動作ですが、あえて早めたり遅めたりと変化を付ける事で、より強い反応が得られる事も!
数回トゥイッチをした後にステイ。またトゥイッチを繰り返す…と言ったように、あえて変則的な動きを入れてみても良いでしょう。
自身から上流側にキャストし、水中の岩や障害物、流れ込み等、魚が居着いていそうな場所の近くを狙ってみて下さい。
過去の釣果をご紹介
過去に釣れた渓流魚たちを紹介させて下さい。
忘れもしない、人生初のネイティブヤマメ。
足場の良い管理釣り場とは違い、生い茂る木の枝や草などの障害物に何度も何度もルアーを引っ掛けてしまい…想像以上にキャストが難しく感じたデビュー戦。
何度失敗しても諦めきれず、とにかく投げては引っ掛けてを繰り返して…ようやく魚の顔が見れた時は天にも登る気持ちでした。釣りってこれだから楽しいのですよね!
こちらはなかなか釣れず、大苦戦の末にキャッチした厳ついお顔のヤマメ。迫力のある風貌に美しいパーマークが映えていました。
こちらの子は釣り上げる際に出血させてしまった事もあり、感謝して持ち帰り塩焼きにしていただきました。肉厚で臭みも無く、本当に美味しかった事を今でも良く覚えています。
梅雨時期や、雨の日に気をつけたいポイント
・天気予報と水量をチェック
釣行前に、必ず天気予報や降水量をチェックする習慣を付けましょう。
私たちが思っている以上に、川は急激に増水する事があります。
- ポイントに着いて川が増水していたら
- 釣り中に水嵩が増えたと感じたら
そんな時は、潔く諦める事も大切です。
『ちょっと見に行くだけ』も絶対にいけません。命を守る行動を最優先してくださいね。
・梅雨時期の必需品!雨対策アイテム
梅雨入り前に用意しておきたい、雨対策アイテムを厳選してご紹介します。
- レインウェア
雨から身体を守るレインウェアは梅雨シーズンの必需品!購入する際は防水性能や透湿性をしっかりチェックし、比較しながら自分に合った物を探しましょう。
釣具店や登山用品店はもちろん、最近はワークマン等でも手に入ります。
その他にも、
- レインブーツ
- 防水の帽子(GORE-TEX素材の帽子)
- タオル
- 防水スマホケース
等があると快適な釣りが楽しめます。
必ず守ろう!渓流釣りのルールとマナー
渓流釣りにはいくつかのルールやマナーが存在します。釣りに行く前に必ずチェックしておきましょう。
・釣りをしたら罰則!?禁漁期間と遊魚証について
全国的に渓流釣りには【禁漁期間】が存在する事はご存知でしょうか?禁漁期間とは、文字通り魚釣りをしてはならないシーズンの事を差します。
禁漁の期間は各地の河川や漁協によっても異なりますが、一般的に10月頃〜2、3月頃とされています。
これは、渓流魚の産卵シーズンに刺激を与えない(卵を持った魚や稚魚を守る)為の取り組みです。長く釣りを楽しむ為にも必ず厳守しましょう。
※禁漁中の釣りは立派な犯罪行為!罰則の対象となります
また、漁協が定めた管理区内で釣りをする場合には遊漁券が必須となります。券を持たずに釣りをする事は密猟となり、こちらも犯罪行為となります。
必ず、事前に購入して釣りを行いましょう。
・ポイントの入り方と歩き方について
普段、静かな山間に住む渓流魚はとても臆病で神経質な魚です。
人が一度通ったポイントは、その後しばらく釣れなくなる事も珍しくはありません
下流で入渓し上流で脱渓(川から上がる事)をするのが基本の歩き方となる渓流釣り。
先に入渓したアングラーを追い越す行為はマナー違反となります。注意しましょう。
準備万端で梅雨時期の渓流釣りを楽しもう
雨の日の釣行は、事前の対策と注意点さえ把握すれば いつもの釣り同様、あるいはそれ以上に魚が釣れて楽しいものになるかもしれません。
今年は、梅雨ならではの爆釣シーズンを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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