【ヘラブナ】秋こそ始め時🎣ゲームフィッシュの元祖 ヘラブナ釣り
皆さんこんにちは。山形在住アングラー Peg(ぺぐ)です!
▲木々が色付く一歩手前の山形県山寺の景色。渓流シーズンも先月で終わり、秋の訪れを感じます。
10月も後半に差し掛かり、日中でも20度を下回る日が増えてきました。
寒い冬がやってくる前に、あんな釣りやこんな釣りもしておきたい…と毎年この時期は欲張りモードが全開になる私ですが、秋になるとついついやりたくなるのが『ヘラブナ釣り』
ヘラブナは一年を通じて釣れる?確かにそうなのですが…実は、秋こそヘラブナを始めるには最適な季節✨
今回は、始めるなら今!!Pegも絶賛ハマり中のヘラブナ釣りをご紹介いたします!
何故、秋が始め時なのかは記事内でご説明しますので、是非最後までお付き合い下さいね。
目次
ヘラブナとは
日本人が古くから大切にしてきた、ヘラブナと言う魚
元祖 日本のゲームフィッシュと言われているヘラブナ。
その歴史は古く、大正末期頃から全国各地へ生息域が広まり、今や淡水の釣りの代名詞と呼ばれる存在になりました。
銀ブナ等の他のフナよりも体高があり、成長が早いのが特徴。中には60cm以上に達する個体も存在すると言われています。
基本的にはエサ釣りのゲームフィッシュ(釣る事を楽しむ魚)とされますが、一部地域では洗い等にする為食用として釣る場合もあるのだとか。
今も昔も沢山のアングラー達に愛されており、日本を代表する淡水魚のひとつです。
ヘラブナが狙える場所
ヘラブナは全国各地の野池、湖、河川、ダムなどに生息しています。基本的にはオカッパリでの釣りとなるので気軽に狙えるのも特徴です。
最初は有名なポイントが◎ 足場が良く、安全な場所を選びましょう。
※場所によっては遊漁券が必要な場合があります。釣りをする前に必ず要確認!
ヘラブナは初めてだから不安、釣れるポイントがわからない…そんな時はヘラブナの管理釣り場も◎
テクニックを磨くも良し、まずは雰囲気を味わってみるのも良し、道具が揃っていない場合はレンタル出来るのも管理釣り場の嬉しいポイント!
もちろん、安全に楽しめるように整備されているので、ファミリーでのアクティビティとしてもオススメです。
ヘラブナのシーズン
ヘラブナは春夏秋冬を通じて釣りを楽しめる魚で、活性は水温と共に上昇します。特に梅雨時期〜夏辺りは一年で1番高活性な時期となります。
とは言え、春のノッコミ(産卵の為浅場に移動する)や冬前の荒食い等の爆釣チャンスも有りますので、真冬以外は一年を通して釣れる魚です。※地域によっては真冬も可
魚が釣れやすいタイミングは同じ地域でも釣り場によって異なる為、爆釣への近道は『フィールドを知ること』つまり、他の釣り同様とにかくポイントへ通う事が重要になってきます🚗
なぜ、夏では無く秋がオススメなの?
私の主観も入っておりますが、ヘラ鮒を始めるには秋は絶好のシーズン!その理由がコチラ!
- 気候が穏やかで一日を通して釣りがしやすい
- 活性が落ち着く事で、夏場よりもエサ持ちが良い
- 〃 初心者でも当たりが分かりやすい
- 小型のヘラの方が先に深場へ落ちる為、大型サイズが狙いやすい
ウキの動きの見極めが釣果に直結する、ヘラブナ釣り。
夏場は活性が高く数釣りに向いている時期ですが、餌の周りを沢山の魚が泳ぐ為当たりが見難い場合も…
その点、水温低下と共に活性が落ち着く秋は一回一回の当たりが分かりやすく、初心者でも合わせがしやすいのでキャッチ率が上がります。
また、荒食いスイッチの入った個体が小ブナを蹴散らしてアタックしてくる等、サイズアップのチャンスもUP!
以上の理由から、ヘラブナは未経験…と言うビギナーの方こそ今の時期が始め時!是非チャレンジしてみては如何でしょうか✨
タックルについて
延べ竿と仕掛け
ヘラブナはブラックバス等との釣りとは異なり延べ竿を使用します。
延べ竿とはリールを付けない竿の事で、穂先に道糸を取り付けるシンプルな構造のものとなります。
ヘラブナのタックルは季節やフィールドでもオススメ出来る物が変わってくる為、竿や仕掛けの選択が他の釣りに比べてやや難しい傾向にあります。
選ぶ際に頭に入れておきたいポイントは
- 初めての一本は竹竿よりカーボン竿が扱いやすい
- 長い竿は扱い辛い為、まずは9尺程がおすすめ
- 調子(魚をかけた際の曲がり具合)は先調子の方が振り込みやすい
行きたいフィールドが決まったら、まずは近くの釣具屋さんに相談して選んで貰うのがオススメです。購入する際は実際に竿を触らせて貰いましょう。
また、仕掛けに関しても最初は自作では無く既製品を購入するのが良いでしょう。
仕掛けメーカーとして有名なMarufujiのウキもセットになったヘラブナ用仕掛け。
竿の長さで選べるラインナップですので、初心者に大変嬉しい商品です。
ヘラブナ釣りの肝!十人十色なエサの配合
ヘラブナを釣る際、最大の肝となるのがエサ。
エサの配合はフィールドやシーズンによっても合うものが変わる為、こちらも釣具店での情報を頼りに選ぶのが良いでしょう。
餌の練り具合ひとつを取っても水中での溶け方や持ち時間が変わってくる為、見た目以上に繊細な作業となります。
エサは針が隠れるくらいの大きさにするのがコツ。
最初のうちはふんわりと練ってばらけさせる事で魚を寄せて、次第によく練って針持ちを良くするのがPeg流です。
釣れるエサを求めて試行錯誤を繰り返すのも、ヘラブナ釣りの大変かつ楽しい作業のひとつです。
初めに揃えたい、ヘラ釣りグッズ
- ヘラ台
- ヘラクッション
- エサ用ボウル
- 玉網(ランディングネット)
- 万力
- 竿かけと竿受け
- パラソル
- タオル
- ハサミ
竿、仕掛け、エサ…と釣りに必要不可欠なタックルを紹介して参りましたが、お次はヘラ釣りグッズ。
ヘラブナ釣りは道具が多い釣りのひとつなので、全てを一気に揃えると高額になりがちですが
ヘラクッションやエサを練るボウルは100円ショップの物で代用可能な場合も!
また、竿やウキ等の消耗品意外は中古で揃えるのもオススメです。
女性必見!ヘラ釣り時の必須アイテム
- 日焼け防止のフェイスガード&UVカットパーカー
私が実際にヘラブナ釣りをして思ったのが、日光からの逃げ場が無い!!!と言う事。
バス釣り等とは違い、ランガンしないヘラブナ釣りは常に日光を浴びながらの釣りとなります。
パラソルを活用すればある程度の光は抑えられますが、水面からの照り返しにも要注意です💦
今年のフィッシングシーンで大活躍してくれた、Pegオススメのパーカーは過去の記事でもご紹介しております。
気になった方はこちらも是非チェックしてみてくださいね。
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ヘラブナの釣り方
基礎的なヘラブナ釣りの流れをご紹介します。
①忘れてはいけない行けないウキの調整
タックルの用意が出来たら、エサをつける前に一度ウキを浮かべてみましょう。
ウキのめもりの3分の2が水面から出るように位置を調整をして下さい。また、エサがついていない状態での沈み具合は必ず覚えておきましょう。
ウキの準備が完了したらいよいよ実釣タイムへ移ります。
②振り込む場所はなるべく同じポイントを意識!
針にエサをつけたら、竿を上に上げて振り込み(キャスト)を行います。この時、毎回なるべく同じ場所へ入れる事を意識して下さい。
エサがバラけて無くなると、重みが無くなった分ウキが浮いてくるので新しいエサを付け直しましょう。
この作業を繰り返して、狙ったポイントに魚を寄せます。
③ヘラブナの当たり
ヘラブナがエサを吸い込むと、ウキが水中に沈みます。
このタイミングで合わせられればベストですが…針に魚体がぶつかったり、ヘラブナ以外の小魚がエサを突いたりした際もウキが動くので、初心者には見極めが難しい場合も。
そんな時は失敗を恐れずにとりあえず合わせてみましょう。
合わせ方のコツは素早く、力み過ぎない事。力強い合わせはハリスが切れてしまうので注意が必要です。
かく言う私も、合わせについつい他の釣りの要素が入ってきてしまうので現在矯正中です…(笑)
④ヘラブナが針に乗ったら
ヘラブナは返しの無いバーブレスフックを使っている為、ラインのテンションを抜くとすぐにバレてしまいます。
やった!!かかった!!!と焦る気持ちを抑えて、丁寧かつ冷静に魚を寄せましょう。
コツはヘラブナの頭を水面から出すようにして縦にまっすぐ引いてくる事。こうする事で暴れ難くなり、バラシや魚へのダメージを軽減させる事が出来ます。
先日の釣果
先日、10月の2週目に山形の某有名ポイントでヘラ釣りを楽しんで来ました。
この日は気温も高く秋晴れ。まさに釣り日和とあってヘラ師の姿も沢山見受けられました。
竿を出してから約1時間程は小さい当たりのみでしたが、魚が集まり出してからはどんどん当たりが増えて、この日のファーストフィッシュをゲット!
決してサイズは大きくありませんが、ヘラブナらしい体高と丸々としたボディ。
相変わらず合わせが難しい釣りですが、だからこそ燃える、ハマるのがこの釣りの特徴です
その後、サイズが多少落ちたものの2枚目も無事キャッチ!
上手いヘラ師は魚を暴れさせずに寄せて来ますが、まだまだビギナーな私は毎度ランディングに苦戦…なかなかうまくいきません。こればかりは修行ですね。
日頃メインとしているブラックバスとはまた違ったゲーム性があるヘラブナ釣り。
ヘラ師=シニア層の男性が多いイメージの釣りですが、女性もハマる要素が沢山✨
体力必須なランガンありきな釣りも楽しいですが、たまにはゆったり釣りを楽しみたい。
そんな時はヘラブナをターゲットに選んでみませんか。
“ヘラに始まりヘラに終わる”と言われる程、日本人に馴染みの深いヘラブナ釣り。
その理由と楽しさを知った時、貴女もハマる事間違いなし!
今シーズンは何を釣ろうか…迷った際は是非、ヘラブナ釣りにチャレンジしてみてくださいね。
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