初めての釣りをサポート!
今回は釣り人として初めての経験をしたので、記事を書かせて頂きました!
まず個人的なご報告から、、、!笑
私Hazukiはこの度釣りが好きすぎて、マグロ釣りが好きすぎて三重県志摩市に引っ越しをしました!志摩市はショアからオフショアまで幅広い釣りが楽しめ、多くの釣り人も訪れている町です。是非、皆さん遊びにきてくださいね?笑
そんな志摩市の環境で今回私が出逢ったのは、私が勤める病院で研修をしている2人の女子大学生さんでした。ある日職場から連絡があり、とある学生さんを釣りに連れて行ってもらえないかとの相談をされました。よくよく話を聞いてみると、彼女達が釣りに行きたい理由は、自分が釣りをやってみたいという目的ではなかったのです。
釣りの目的は、自分達が担当している患者さんのためでした。その患者さんは釣りが大好きな方だったらしく、釣りに行けない患者さんのために自分の釣った魚を食べてほしいとのことでした。
彼女達の短い研修期間の中で自分に何ができるかを考え、職員ではできないような何かをしたいと絞り出したアイデアだったのでしょう。
病院側も彼女達のアイデアを実現させてあげたいとの事だったので、私もそんな素敵な釣りをサポートできるのであればと引き受けさせて頂きました。
釣りも初めて、船に乗るのも初めて(フェリーは乗ったことがあるとか)、どんな釣りをしてもらおうか悩みましたが、今三重県で流行っている釣り、そして私も全力でサポートできる釣り、ビンチョウマグロジギングに挑戦してもらうことに!初心者でも挑戦できるビンチョウマグロジギングは、レンタルもあり、初めての釣りでマグロを釣ることができる可能性がある釣りだったので提案してみました。
ただ問題は、ジグの重さが最低でも300グラム以上、それを半日通してしゃくり続けなければならない釣りであること。根気のいる釣りであることは間違いありません。確認をするとそれでもやってみたいと言ってくれたため船を予約しました。
当日は比較的海も荒れていませんでしたが、2人には釣りを楽しんで欲しかったためしっかりと酔い止めを飲んでもらい、出船。乗合だったため同船者の方にも挨拶し、初心者であることをお伝えしました。
前日までの釣果は良く、群れに遭遇さえすれば魚とのやり取りは楽しめるかも、と期待していましたが、アタリも少なくなかなか渋め。正直普段から釣りをしている人でも何も無い中で1日ジグをしゃくり続けることはしんどいはず。そんな中でも2人は慣れないジギングでジグを動かし続けました。
そしてついに!1人の竿にアタリが!まずは落ち着いてもらい、ひたすら巻くことに集中して!と声をかけました。かなりの時間しゃくり続けていたので、本人の体力もなかなか消費されていた中でのマグロファイト。どうしても自分自身でハンドルを巻いてほしかったので、ラインが切られないよう竿だけを支えながら最後まで自分で巻いてもらいました。
そして!釣れました〜✨
初釣り!初マグロ!?
周りの方に初めてということも伝えていただけに、同船者の方も笑顔でおめでとうと声をかけてくださいました?
もう1人の子にもアタリはありましたが、バレてしまい泣く泣く終了。
釣らせてあげたかった、と思いながらも2人のやり切った表情を見て私も嬉しくなりました。
そしてそのまま病院に魚を持参。病院の許可を得て患者さんに捌く前の魚を直接見てもらうことができました。衛生面上、病院内の調理場で捌くことはできなかったため魚は一度お預かりし、小さいブロックに捌いてから次の日のお昼に食べてもらうことにしました。
そして一口食べた患者さんからは「日本一のサプライズや・・!」とお言葉を頂いたとのこと。なかなか口から食べることに積極的になれなかった患者さんだったため、彼女達も喜んでいました。
今まで自分自身が釣りたいがために釣りに行くのが当たり前だったなかで、今回のような「誰かのためで釣りをしたい」と思った女性2人の釣りをサポートできたことはとてもいい経験になりました??
さらに彼女達の釣果が、他の誰かを笑顔にすることができ、何かのきっかけ(今回は食べるということのきっかけ)になったことで今回の釣行の目的が達成されたことで、私自身もとてもやりがいを感じました。
自分だけでなく、誰かの釣りをサポートすることも今後は積極的に取り組んでいきたいと思います!